Gen8 世代の HPE サーバは Windows Server 2019 サポート外

投稿者: | 2022-08-09

StoreEasy 1640 の OS を 2008R2 から 2019 に変更しようと Intelligent Provisioning からセットアップを試みたら選べる Windows が 2016 まで 2019 は表示されず。。
Intelligent Provisioning 自体以前アップデートした記憶があるんで HPE のハードウェアサポート情報を確認したら Gen8 世代の OS サポートは 2016 までだった。

Intelligent Provisioning が使えないんだったら手動でインストールするかと思い 2019 用のドライバを探すもこちらもなし。
SmartArray P822 のドライバがあれば最悪なんとかなるか?と思っていたけど HPE は公開していないか SPP にまとめられていて今更手に入らない状態っぽい。

ダメ元でメディア起動で OS インストールを試してみたところ、インストール先を決めるところで
 ・146GB
 ・146GB
 ・30TB
 ・146GB
と複数のディスクが見えたので P822 のドライバを別途読み込ませなくて論理ドライブは認識している模様。
ただ 146GB が複数見えているので物理 x2、論理ドライブをそのまま認識しているっぽい。
なので OS をインストールするディスク関連以外を一時的に外して試せばインストール自体は出来そう。

もう一つの方法として 2008R2 は直接 2019 へのアップグレードがサポート(※1)されているので起動している 2008R2 上で 2019 のメディアの setup を実行するパターン。
こちらも試しに途中まで試してみたところ、アップグレード自体は問題なく進むが途中で引継ぎ項目を選ぶ工程で “個人用ファイルとアプリを引き継ぐ” を選択できず “何も引き継がない”しか選べない。これだと OS の設定もを引き継がないらしいので NW 設定とか未設定に戻るらしい。
要は新規インストールと同じ扱いだと思うんでインストールするディスクの取違が起きない点は安心ポイントかも。
(※1) アップグレード自体はサポートされているが、インプレースアップグレードはサポートされていない。

結構簡単に考えていた OS 更改だけど、意外に確認や場合によっては検証が必要なことが多そうなのでもう少し準備を整えてからやろうかなと。
海外のフォーラムを見ると Intelligent Provisioning で 2016 を選んで強引にインストールこともできるらしい。
ただし Matrox(VGA) のドライバを入れると再起動地獄に入るから絶対に入れず OS 側の標準ドライバを使えって外人が吠えてた。

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