StoreEasy1640 の SCSI バックプレーンを交換した

投稿者: | 2022-03-13

年明けくらいから内蔵ストレージ Bay1 の HDD が一時的に認識されなくなる事象が起きていて挿し直すと、とりあえず復旧するので放置していたけど、実際に IO 遅延などが起き始めたので HDD 障害を疑って HDD を交換したところ、リビルド中に障害ステータスになった。
用意した HDD が東芝で他 11 本が日立だったので相性でもあるんかな?と思い日立の HDD を追加で取り寄せて交換してみるも同じくリビルド中に障害になる。

複数の HDD で試しても状況が変わらないので被疑個所は HDD ではなくバックプレーン側な気がしたので予備機からバックプレーンを取り外して交換してみることに。

予備機から取り外した SCSI バックプレーン(647407-001)

尚、バックプレーンを外すには全面の HDD ケージを移動させる必要があり、固定しているビスがインナーレールの裏側にあるので完全にアンマウントしないと作業ができない。
しかも短い皿ネジ 4 本で固定されていて緩めるのも絞めるのも難易度が高くストレス MAX

ビスぽろりするので殺意が MAX
被疑側のバックプレーン(取り外し前)

取り外したバックプレーンを見比べた感じだと特に損傷はないように見える。

表(HDD 側なので埃がすごい)

直ればいいやでとりあえず交換して電源を投入。特段エラーも出ず OS が起動したので問題の Bay1 の HDD を交換したところ、リビルドが問題なく動いた!
交換前は 2 ~ 4% くらい進んだあたりで異常になっていたところを交換後 blog を書いている時点で 30% を超えたので問題なさそう。
このまま何事もなく終わってくれることを祈るばかり。

にしても 2U のサーバのバックプレーン交換を一人でやるのは地獄なことが改めて分かったので仕事で保守を呼ぶときは保守員を今まで以上に労うべきだなーと思った。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です