ESXi サーバのハードウェア更改した

投稿者: | 2023-06-24

DL380e Gen8 で特段困っているところはなかったけど、最近 SmartArray のキャッシュバッテリが死んだのを切っ掛けに更改着手。
以前ファイルサーバ用途を外したので 3.5 インチ HDD に拘る必要がなくなり 2U のサーバである必要がなくなったので 1U の DL360Gen9 を査収。

ベーススペックはこんな感じ。
 CPU : E5-2667v3 x2 (3.20GHz 8core/16thread TDP135W)
 メモリ : 96GB (8GBx12)
 HDD : 500GB(HDD) x3、1.2TB(HDD) x1
 拡張デバイスなし

このまま使っても何にも問題ないけど、折角なので省電力と拡張性面でテコ入れ。
追加購入した物品は以下の通り、

CPU E5-2650Lv3 (1.8GHz 12core/24thread TDP65W)
メモリ 8GBx12 (PC4-2133P)
NIC 560FLR
OS 用 SSD 240GB x2
データストア用 SSD 1TB x4

後まだ届いてないけどケーブルマネジメントアーム

CPU と NIC 換装後

メモリ増設後

動作確認とかをリビングでやってたけど D-SUB が付いたモニタがないので amazon で千円ちょいで売っていた D-SUB – HDMI 変換コネクタを買ったけど、これ便利。

BENFEI とかいうメーカのやつ

昔似たようなコネクタを買ったときは相性とか電力不足でまともに動かなったけど、今回のやつは 100% 動作。イイ仕事してる。
で、換装/増設したパーツを問題なく認識するか、ポスト画面を眺めてみたところ CPU、メモリ総合計は想定通り認識。

ポストが進んだところでメモリ実装がルールに沿ってないと 4 DIMM 分警告表示。

そのまま Intelligent Provisioning に移動し Insight Diagnostics を回してみたところ、メモリ含め搭載したハードウェア全て診断結果正常。
サーバを停止させ、警告が出ていた DIMM を抜いてみたところ、全て今回増設した SAMSUNG のメモリだった。

相性でもあるんかいな?と元々搭載されていたメモリを抜いてみたらこちらは SK hynix のメモリ

ラベルと見比べると SAMSUNG がデュアルランクで SK hynix がシングルランクだった。
ランク違いって混ぜるな危険なんだっけ?と思い、隣同士のメモリを入れ替えてみたら合計容量が減ったり、シングルビットエラーが出たので元々のシングルランクのメモリ且つ SK hynix のメモリで買い直すべきかぁマジか!とか思いながらユーザガイドを見直したところ、メモリ関する幾つかの注意書きがあった。
 ・メモリの搭載準は 白 ⇒ 黒 ⇒ 青 の Slot 順に挿す ※チャネルは同色一纏まり
 ・CPU から遠い Slot から挿していく
 ・2CPU の場合は必ず同じ構成で挿す
 ・用意したメモリのランクに違いがある場合、ランクの高いメモリから挿す
今回一番最後のランク混合時の搭載ルールを守っていなかったので、全部抜いてデュアルランクのメモリから挿しなおしたところ、ポストで警告が出なくなった。

そのまま再度 Intelligent Provisioning から SSA を起動し、搭載した SSD が問題なく認識ていることを確認した上で、

各々 RAID 構築。

ESXi はラッキングしてから入れようと思うので、今日のところは物理作業までとして対応終了。

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