ファイルサーバ更改準備中

投稿者: | 2023-12-04

HPE の Gen8 世代のサーバだと Windows Server2016 までのサポート止まりで以前 OS 更改を検討したところで頓挫していたのを再始動。
かねてよりファイルサーバは全面 LFF 12Bay + 背面 2Bay タイプの筐体を選んでいたけど、OS アップデート等で再起動した際に内蔵ディスクの認識に問題が出たりと再起動を躊躇させることが多かったので今回からサーバとディスクを分割する方針に転換。
具体的には既に ESXi 更改で導入実績のある DL360Gen9 をサーバに選定し、ディスクは今までの D2600 と追加購入した D3600 を SmartArray P822 にぶら下げる構成で検討。

筐体関連はこんな感じ
・DL360Gen9 1 台
・D3600 2 台

追加購入したパーツ類はこんな感じ
・SSD 480GB 2 枚
・メモリ PC4-2133P 64GB 分(8GB x8)
・写ってないけど CPU E5-2650L v3
・40G NIC HPE 544+FLR-QSFP(予備合わせて 3 枚)

CPU とメモリは保守性を考えて、導入済みの DL360Gen9 と同じものを入手。
NIC は今まで通り 560SFP-FLR でも良いかな?と思ったけど、CPU を 1 ソケットにすると使用できる PCIe スロットが一つしかないので対向の VDX6740 の 40G を有効利用すればいいんじゃね?と詳しく調べずに査収。(後で色々とトラブる)

で、ちゃっちゃとパーツ換装実施し電源を入れて CPU とメモリが問題なく認識されていることを確認。

そのままポスト画面を眺めていたら P822 を認識していないっぽい。
iLO から IML を見たところ PCI CORRECTABLE エラーとかいうのが出力されていて該当スロットは P822 を挿しているスロットだった。
予備で購入していた P822 が壊れていたんかなぁと思いながら抜き差ししてみるも変わらず。
あれこれバラしながら、動作切り分けを行っていた際 40G NIC を挿していない場合、認識することを発見!
40G NIC の不具合に引き摺られているんかな?と別の 40G NIC に交換した上で P822 を挿したところ、40G NIC も P822 も認識された上に PCI CORRECTABLE エラーが出力されなくなった。
どうやら 3 枚の中に不良が紛れ込んでいたらしい。

とりあえず、ラッキング前の動作確認は済んだので続きは D3600 用のディスクが届き次第、ラッキングから再開します。

因みに本来 Gen9 世代のサーバの外部接続用の SmartArray は P822 じゃなくて P841 らしいんだけど、中古市場で見かけたことがないし、搭載しているサーバも見た記憶がないので手持ちの P822 を利用した。
でこいつの外部接続の口は SFF-8088 なので D3600 を繋ぐには両端が SFF-8088 – SFF-8644 な MiniSAS ケーブルが必要になる。
今回の構成は D3600 2 台なので D3600 間は両端が SFF-8644 な MiniSAS ケーブルも必要。
MiniSAS ケーブルの追加購入でも結構な出費に。。

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